森につながる暮らしの提案

組織構成

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4つの部会

 

構法標準化部会

なぜ国産材(地域産材)は輸入材に比べて高くなってしまうのか? その理由の一つとして、地域材を使おうとする町側が様々な寸法の木材を発注し、それに山側(製材所等)が気軽に応えてしまっている、ということがあるのではないだろうか。そう私たちは考え、木の家の標準化を検討するチームを立ち上げました。それが構法標準化委員会(現在の構法標準化部会)です。

2002年度より2005年度までは、木取りも含めた「木材の標準化」と合わせて、「木の家標準部材モデルプラン」の検討を進めました。それは、スケルトン(構造・架構の外郭部分)・インフィル(間取りを含めた内装部分)という考えを基にしたものです。ここで、ある程度「部材の標準化」を固めることができました。

2005年度から2006年度にかけては、豊根村の古民家調査を行い、その考察や検討を通し、あいちの家の架構ルール(木組みの方法)をまとめ上げました。(詳細は、下記画像をクリックしてご覧ください)それは、地域型住宅「あいちの家」を視野に入れたものでもありました。

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2006年度報告書 「あいちの家」への取り組み

その後、「あいちの家」架構ルールの検証を進めながら「あいちの家」というものは何かということも検討していきました。2010年度から2011年度には古民家でも見られた、渡りアゴ交差仕口による床構面の水平加力実験と考察を行いました。

2012年の総会では、名大大学院教授で会の会長である佐々木先生により床構面水平加力実験の報告があり、思った以上に交差仕口が水平力に対して効力があるのではないか・・というところまでわかって来ています。

今後、より長く使ってもらえる家づくりのために、あいちの家架構Cタイプの検討を、実験報告の内容を基に進めていければと思っています。ー 2012年にあいちのcで採択した、地域型住宅ブランド化事業での長期優良住宅も視野にいれながら。

 

木装化部会

「木装化部会」とは

構造材を製材した残りの部位をどうするのか?

木装化部会が立ち上げられたきっかけは、構造材の標準化を検討した際、上記の問題が提起されたことに始まります。

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具体的には、2007年に名古屋市の吹上ホールで開催されたハウジング&リフォームフェアで実大の構造モデルを展示するにあたり、製材した時に連産された残材を「邪魔だから一緒に持て行ってくれ」と言われた事がきっかけになりました。

木造家屋が新築される際に、利用できなかった小径材や製材端材が厄介ものとしてゴミ扱いされてしまっていいのだろうか?

小径材を含めた間伐材や製材端材を、建具や家具、水平剛性のための床パネルなどに利用することはできないだろうか?

・・ということで、「木材のカスケード利用」と「あいちの家に組み込むインフィルの検討」ー つまり、地域材を使った木造建築において、構造材以外の活用を検討および提供することを目的に、木装化部会が作られました。

主な活動 ー 木装化部会の前身から今後まで -

2007年には名古屋市で隔年開催の国際イベントである「名古屋国際木工機械展」と併催された「ウッドエコテック2007」へ「地域の木を無駄なく使う」をメインテーマに当会も参加し間伐材の展示や製材端材を活用してメンバーの「あいち節木工舎」が主になって「家具・建具」を製作・展示しました。

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この4本の丸太は来場者へのクイズのために展示しました。

出題は「この4本の丸太のうち間伐材はどれでしょう?」ですが、正解は「4本はもとは1本の木、全部間伐材です!」でした。

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2008年に開催されたハウジング&リフォームフェアのテーマゾーンでは、連産された材から床板材を製作・実大モデルでの内装材への活用の可能性を提起しました。
同時に2006年報告書/「あいちの家に組み込むインフィルの検討」で可能か?とされた障子の製作・展示も試みてみました。
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その他、座卓、衝立等も製作・展示

さらに2009年に名古屋市で開催されたリフォームフェアでは、使い道が閉ざされてしまった「杉胴縁材へ再び光をあてるきっかけに」と小断面(40*15)材を使った様々な木製品を製作・展示を試みました。

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後に「組手什」と命名され東北地方への訪問支援をされた製品の誕生の前夜でした。

2010年、これまでの経験や実績をもとに、「国産材需要拡大緊急対策支援事業」の事業部会として木装化部会が正式に誕生しました。

事業の一環としてコンクリートむき出しであった事務局の内壁を、小径木、短材、建築材の取り残しから、製品化可能な小断面材を使い「木装化」しました。(詳細は 小断面材による事務局「木装化」を参照)

今後も、地域材の構造材以外への活用を、検討ならびに提供することで、少しでも多くの皆さんに「地元の森とつながる暮らし」をご提案したいと思っています。

 

生産流通部会

「生産流通部会」とは

山側(川上側)の生産者・木材業者と、川下側の施工者・利用者の中間にあって、両者を結ぶ立場の、流通業者・プレカット加工業者などを主なメンバーとして構成され、あいちの木の家づくりの木材・建築材を供給する重要な活動をしています。

目的・活動

部会員が愛知県産材認証機構に認定事業者として登録することで、「あいちの木」の証明がより可視化され、利用者の安心・信頼につながる供給体制が確立されたことを広く伝えると同時に、あいちの木の“木づかい”をより身近で使いやすくするために、川下側の設計者・施工者・利用者に、地域材利用の提案・商品開発や品質向上についての取り組みを紹介します。

また、『山の見学会』などの説明会を通じ、川上から川下までのネットワークを広げることで、利用者に、家づくりと森林(もり)とが深く関わっていて、あいちの木を利用することが、あいちの森林を守り育てることにつながっていることを、理解していただけるような活動にも重点を置きます。

今後の方向性

最近の木材乾燥の主流は、多量の熱エネルギーを加えて乾燥させる方法で、ある意味では環境に負担をかけていると言えます。

会員の中には、構造材(主に梁・桁材)の乾燥を自然乾燥(天然乾燥)にこだわって木材本来の色艶・持味を守ろうと頑張っている製材業者・木材業者もいます。この乾燥方法の特徴的なところは、貯木場に木材を桟組みして数ヶ月保管しておくという、いたってシンプルな方法で、熱エネルギー等を加えて物理的に水分を抜き取るわけではないので、エネルギー消費が少なく環境に負荷をかけない良い方法でもあるのです(詳しくは、『山の見学会』・『家づくり見学会』などに参加して、直接質問してみてください。)

木材は本当に環境にやさしい材料なのか? 環境にやさしい方法は? ・・ といったこともテーマにしていければと思っています。

 

広報編集部会

あいちの木で家をつくる会は「地域材を使いましょう」と呼びかけています
が、多くの人に伝わっていなければ、意味がありません。広報.普及に力を入
れる為に、広報・普及部会を設置しました。

現在、下記を検討しています。

○ 広報

・ 会報の発行==メールニュース(最低年4 回くらい。イベントの前にはそのつど)
(携帯電話でもみれるようなもの)

・ ホームページによるタイムリーな情報提供や双方向の情報交換の場など。

○ 学習会、セミナーなどの学ぶ機会の提供

・ 年4 回程度はやりたい。
・ 内容:あいちの木のことや環境問題、エコ、ロハスなど、
住まいや環境問題など幅広くテーマとする。

テーマ案
・ 「山の見学会」
・ 「豊根村の古民家に学ぶ」
・ 「なぜ近くの山の木で家を建てるのか」
・ 「あいちの木で造るスタイリッシュハウス」
・ 「住まいづくりなにから始めればいいの」
・ 「あいちの木で家を造る。夢から現実へ。
事例によるプランニングから竣工まで」
・ 「あいちの木を使ったインテリアデザイン」
・ 「職人気質。いい家しか造らない。あいちの木に関わる職人さんの心意気」
・ 「住まいに集うなつかしい木のグッズ。プラスチックから木へ」
・ その他、アスベスト問題や耐震補強、認証材など

協議会

あいちの木需要拡大協議会

「あいちの木需要拡大協議会」とは

あいちの木で家をつくる会(以下「当会」とします)は、あいちの木を手頃に使えるようなしくみをつくり、利用を広めようとの想いをもっている様々な人が参加して、とりくみ(活動)を行っている任意団体です。

このような団体が直接「事業性の高い事業」を行うことは、団体の性格上どうしてもなじまない面があり長く行ってきませんでした。

しかし あいちの木を利用した家づくりの普及を具体的に行うためには、「事業性」のある活動を行うことも必要であり会員からも求められていました。

そこで2009年に林野庁の補助金事業への応募を契機に当会とは別に、国の定めた規定に準拠した「規約と意志決定できる機関」を持って、住宅づくりなどの事業性の高い事業で、「事業責任」を各自で負うことのできる会員を中心として「協議会」がつくられたのです(*1)。

これにより あいちの木・地域材の利用を広めるために「あいちの木で家をつくる会」と「あいちの木需要拡大協議会」とで「活動」と「事業」を行うための車の両輪を持つことになりました。

またこのことで私たちがめざしている、山の人、材木を加工する人、設計する人、大工さん、そしてそういう家に住みたいと思う人たちと一緒になって、手頃で使いやすいあいちの木の供給を実現し「あいちの家」を普及させることで、「循環型社会」の実現に貢献していくという条件がまた一歩前進しました。

「あいちの木需要拡大協議会」のとりくみ

2012年、国交省補助事業の「地域型住宅ブランド化事業」に「あいちの家」のブランド名で応募して、みごと採択されました。

「いよいよ「あいちの家」づくりがはじまりました!!

今までの「あいちの木需要拡大協議会」のとりくみは下記をクリック

「あいちの木需要拡大協議会」ブログ


(*1)当会の規約には「事業性の高い事業を行う場合、国の定めた規定に準拠した事業協議会を設置することできる」という定めがあり(第12条2)、これにもとづいて会員により構成されている事業者組織です。

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